top of page
検索
  • Neu代表

第15話 企業との連携って何が大切?最終話



2021.1.20



企業との連携について

今回のblogで3回目です

本日で最終話となります



前回までの内容は下記より

Part.1


Part.2




前回、前々回でもお話をしましたが

企業との連携については

正解はありませんし

それぞれ動き方が違うことを

お伝えしました




その中でも大切になるのは

企業のことを”知る”という想いだと




その想いから私がどのよに

考え行動しているかについては


情報共有

訪問頻度

コミュニケーション(対話)

立ち位置

関係性

企業支援

信頼関係の定義




以上の点を軸にしています




そして本日は

⑥の企業支援からの話です




Part.2の最後は

ナチュラルサポートの話で終わりました




そもそも何故ナチュラルサポートが大切なのか?




支援機関も定着支援で介入するのに

何故ナチュラルサポート・・・

そう感じる人もいるかもしれません

なにかトラブルや企業が困ったときは


「すぐに駆け付けて支援します!」


このような想いの方もいますよね




とても良いことだと思います

その想いがあると

本人も企業も安心します




ただ

やはりその想いだけでは

上手くいかないケースもあるんです

実は私はそれで失敗したことがあります




その失敗事例については

改めて別の機会にblogでお伝えしますが

結果だけで言うと

ナチュラルサポートが出来ていなかったのです




ナチュラルサポートは企業と本人で

課題解決に向けて一緒に考え

一緒に乗り換えていくことです




これは障がいのある無し関係なく

必要なことですよね




しかし企業の中には

障がいについての理解や

関わり方などについて

知らないことが多くあります

障がい者雇用を始めたばかりは特にです




そこを支援員が企業さんに対して

障がいの特性や

関わり方についてお伝えしながら

本人の支援も行う必要があるのです




そうすることで課題解決に向けて自然と

本人と企業が取り組むことが出来るように

なっていくのです

それがナチュラルサポートです




だからナチュラルサポートを行うためには

企業への支援が必要になるんです




ではどんな支援をするのか




先ほども申し上げましたが

障がいについての知識や関わり方を

研修や面談などの環境を設定しもらい

企業担当者にお伝えしていくことも

その内の一つです




ここはイメージしやすいと思いますし

実際に就労移行支援事業所が

企業さんに対して研修を実施している話は

よく耳にします




研修となれば

社内で数名が参加されるケースも

あるかと思います

ですが面談となると担当者に対してのみに

なってしまうと思います




そうなると担当者(キーパーソン)が

関わり方を理解していきます

とても良いことですが

その担当者だけが関わりを持つ意識が

強くなっていくケースもあります




周りの従業員の方も

障がい者本人の課題や注意することを

本人に直接言わずに担当者に話をして

担当者から指導する流れが出来上がります




そうなると当然周りの従業員は

障がいのある方に対して

直接かかわることが無くなっていきます




こうなるとうまくいかず

壁に当たるのが目に見えています

(ここについてはもっと深堀りしたいので別の機会で)




そうならない為にも

初めのうちから

社内全体で関わりを持つように伝えることで

担当者も一人で抱え込んだりすることが

減ります




また社内全体で関わりを持って

全員が”一緒に働く仲間”として意識

してもらうことで組織としても

良い方向に向かうことができます




この意識があるのとないのとでは

本人に対して関わり方が全然違います




本人の出来ないことや出来てきたことが

良く見えてきます




見えてくると


「こうすれば早くできるようになるよ」

「前より早くなったね」


こんな声かけが出来るようになります




本人が成長すると

周りの従業員の方も助かりますし

成長が見られると

嬉しくなるものです




そうなってもらう為にも

社内全体で関わりを持ってもらうように

初めの段階から声をかけていくんです




いつまでも

支援機関から預かっている感覚の

企業さんも中にはありますが(少ないですけど)

そのような感覚でおられると

企業もそうですが

本人の成長速度が遅くなります




企業としては

成長してもらうことで

仕事を多く任せていき労働生産性を

上げたという想いはあると思います




そのような意味でも

社内全体で関わりを持てるように

企業さんを支援する必要があるのです




⑦信頼関係の定義


企業と信頼関係が築けた!


と思える為にも

考えてほしいのですが




企業との信頼関係が築けたと思える

理想のイメージ(ビジョン)は

どのようなときでしょうか?




ここのイメージがないと

いつまでも信頼関係を築けたかどうか

分からないのではないかと思うのです




企業と関わりを持っていく中で

具体的にイメージが出来るようになることもありますので

現時点でイメージ出来ないことが

ダメだと言っているわけではありません




ただイメージ(ビジョン)を

考えることや思い描く事はとても大切です




私が企業と信頼関係が築けたと

感じるときのイメージは

このような感じです








このようなイメージです




今までの①~⑥を意識して

行動したことで



①提案の質が上がり

企業と並んだ提案が出せるようになり


②企業から相談されやすくなります


企業から相談されやすいと

早い段階で課題解決に向けて

対応できるのです


そうなると

当然本人の定着に繋がります


課題解決を企業と一緒に行い

結果として定着できたら

企業から信用・信頼されるようになります


⑥信用・信頼されると

新たに採用する際には

求人情報をもらうことができます




こうなると

また①に戻っていき

このサイクルが

企業と出来るようになります




こうなった時に私は

企業と信頼関係が築けたと

感じることが出来ます




・・・




まさに今このblogを書いていて

気付いたのですが・・・




私自身が企業とこのような関係に

なりたいと思っていた(ビジョン)から

このサイクルが出来たのかもしれません




そう考えると

信頼関係を築くのは

企業とどのように連携して

理想の関係を築くかのビジョンを描くことで

企業との関わり方が

変わってくるのかもしれません




私はこのサイクルを描いていたので

その為には①~⑥を軸に行動して

連携していたのだと分かりました




企業とどのようにして

連携しながら関係を築きたいのか

ビジョンを描くことが大切だということですね




最後まで読んでいただきありがとうございました。


障がい者雇用×チームビルディング

“障がい者雇用をきっかけに誰もが働きやすい社会を創る”


Neu

中 知也


閲覧数:29回0件のコメント

最新記事

すべて表示
記事: Blog2_Post
bottom of page