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​​代表の挨拶

Neu(ノイ)の代表の中 知也です。ホームページをご覧頂き、ありがとうございます。こちらでは、私が大学を卒業してから障がい者の支援に携わり、独立するまでの想いをお伝えさせていただくページとさせて頂きます。

私は大学卒業してすぐに就職したのが、某メーカーのカーディーラーで、営業職でした。営業職の時に一番楽しかった時間は、お客様との試乗の時間でした。試乗時はお客様とプライベートの話をすることで距離が近くなるんです。今思えば当時から、人との距離感をつかむのは得意だったのかもしれません。しかし、そんなカーディーラーを退職することなりました。特にやりたいことがあって退職したわけではなかったので、やりたいことを探す時間もありました。その中で出会ったのが社会福祉士の資格です。そこで専門学校に通うのですが、現場経験の無い私は、資格取得の為に現場実習が必須でした。そこで私がお世話になった実習先が、前職の社会福祉法人でした。実習先は、障がい者が日中に通所する事業所で、知的障がいのある方や発達障がいのある方が主に通所していました。正直私は、それまでに知的障がいのある方と関わったことがなかったので、「何か言って暴れられたらどうしよう。」「こんなことを聞いて良いのかな。」など、ネガティブな考えばかりでした。実習中に彼らに関わっていく中で、私が言っても上手く伝わらない事があったのですが、実習指導者が、意味は同じでも違う表現で伝えることで、上手く伝わり彼らが出来るようになったのです。そこで私は、支援員が伝え方の引き出しを多く持つ事で、彼らの出来ることが増えるんだ!と思ったのです。自分が支援員として成長すれば彼らの更なる成長を手助け出来る仕事はとても遣り甲斐のある仕事だと思えたことが障がい者の支援に携わったのが理由です。

カーディーラーを退職したあとは、やりたい事を探す時間だと述べましたが、フリーターの時期もあり、周りの友達は働いてるのに、自分はフリーター・・・。そんな自分が嫌になり、就活をした時期もありましたが、そんな理由で就活をしても上手くいかず、就職なんかできなかったのです。色々受けましたが、不採用結果ばかりで、その時は精神的に落込みました。そこで思ったのが、働きたくたくても、働けない人って世の中には、たくさんいるんだろうとなと思えました。そんな人の支援が出来たら!となんとなく考えていたのです。

そんな自身の過去もあり、実習先である、前職の社会福祉法人で、障がいのある方が一般就労して働く人もいることを知り、私は「これだ!」と感じたのです。そこから、実習先の事業所で働くこととなり、私はすぐに「就労支援員をしたいんです。」と当時の主任に想いを伝えました。当時は、就労支援といえるカリキュラムは実施していなかったので私ができる事がなかったのと、支援員として経験の無い自分が就労支援は今となっては無理があったと思います。しかし、働き初めて1年半ほどしたある日、副施設長(当時の主任)に呼ばれて、就労支援員として就労移行支援の基盤を作って欲しいと話がありました。そこから私は右も左も分からないまま、実習先や就職先となる企業様に営業をかけたり、セミナーに参加したりしました。そこで感じた事は、障がい者の就職先を探す支援員と、障がい者雇用をしたい企業さんが同じセミナーに参加しているのに、交流がなかったのです。私はもったいないと思いました。もっと障がい者雇用について、意見交換する場が必要だと思い、『discovery』というコミュニティを立ち上げました。今では年末の忘年会には90名の支援機関、企業、行政、教育機関、士業、コンサルタントの方々が参加する大きなコミュニティとなっています。

そんなdiscoveryがきっかけで知り合えた企業様が、初めて障がい者雇用をするのに、一から一緒に携わることになったのです。どの企業様でも多くある事例ですが、雇用するまでは順調に進み、課題が出てくるのは雇用してからです。一緒に働いている従業員の方が、彼らとの関わり方や、彼らに対する想いに爆発することがありました。そこで、2週間に1回訪問して従業員のキーパーソンの方と面談を繰り返し、具体的な関わりやアドバイスをお伝えすることで、少しずつ、少しずつ、周りの従業員さん達の彼らに対する関わり方に変化が見られてきたのです。彼らには彼らの強みがあり、そこを担ってもらう事で従業員の方も助かることが増えてきたのです。そうなってくるとお互いの強みを活かせられる職場となっているがよくわかりました。何より職場も以前と比べても明るくなっていたのです。気が付けば課題解決に向けて動き始めてから、1年半ほどの時間が経過していたのです。

組織(チーム)の変化を身近で感じ、障がいのある方だけでなく、周りの従業員さんのフォローもとても大切で、そのフォローをすることで彼らの強みを活かせられるようになることに気が付いたのです。周りの従業員の方にはそれぞれの強みがあるので、障がいの有無に関係なく、"人それぞれの強みを活かせられる組織づくり(チームビルディング)"に携わりたいと思い、障がい者と直接関わる就労支援から、企業のサポートをする仕事をメインにするために、2021年1月に独立しました。

私は、大阪の障がい者雇用率の底上げをミッションにしています。職場定着でのサポートをおこなっているのですが、それだけではなく、障がい者雇用をしたことのない企業様のサポートも行い、受け入れる企業を増やすことで、底上げに繋がると信じています。障がい者雇用をする企業様も「周りの従業員の意識が変わった。」「従業員が優しくなった。」「教え方がうまくなった。」「明るくなった。」「業務の効率化に繋がった。」など組織としても成長した声ばかりお聞きます。このようなお声を聞かせてもらうと一緒に同じビジョンに向かってサポートしたことの遣り甲斐に繋がります。

受け入れ側、雇用される側にとっても質の良い雇用に向けて、サポート出来るように活動してまいります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

"障がい者雇用をきっかけに誰もが働きやすい社会を創る"

​Neu 中 知也

(社会福祉士・精神保健福祉士・ジョブコーチ・メンタルヘルスチェック実施者)


代表挨拶: 概要
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