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第21話  支援機関の○○が分かると連携がしやすい!?


#障がい者雇用 #チームビルディング #コーチング #障がい者雇用率 #コンサルタント #連携 #福祉機関 

blog

2021.4.23




先日、企業さまから

「福祉機関との連携について」のテーマで

職員研修を実施してほしいと依頼を受けて

慣れないオンランでの研修を実施させてもらいました




私が書いているblogを読んでくださり

研修の依頼をしてくださったのです

本当に有難い限りです




福祉機関から「企業との連携について」を

テーマにお話することは今までもありましたが

企業側に研修という形でお話をするのは

今回が初めてでした




慣れないオンランに加え

慣れないmeetを使用して

途中で画面がおかしくなり

かなりテンパりました(笑)




お見苦しい場面を受講してくださっている

皆様にお見せすることになったのですが・・・




そんなグタグタな研修にも関わらず

研修後日には受講者一人ひとりの

温かな感想を送って頂きました




その感想を読んでいると

私が研修中にお伝えした

アンケート結果についての反響が多かったのです




それは私が支援機関の方に

「定着支援における企業との連携について」

のアンケートの協力をしてもらい

その内容を研修でお伝えしたのです




何故アンケートに協力してもらったかと言いますと

今まで企業側からは



就職後も支援機関と連携が必要であることは理解しているけど
支援機関側としては送り出した後にも
色々と連絡されても迷惑ではないのか?
企業からの相談や情報共有は不要と思われているのではないか?


このように感じて

支援機関側に情報の共有などで

連絡をする事を遠慮している企業さまが多かったのです




今回研修の依頼をしてくださった

企業の担当者の方からは


「もっと支援機関との連携をしてほしい」


ということをお聞きして

私は福祉機関に遠慮している人もいるのではないか?

と考えたのです




そこで私も10年間福祉機関として

企業さまと連携していたので

福祉機関側の意見としてお伝えしよう!

と考えたのですが

結局のところ私一人が言っても説得力がないのです




他の支援者はどう思っているのか?

を如何に説得力あるようにお話をするべきかを考えて

いつもお世話になっている支援機関の方々に

「定着支援における企業との連携について」の

アンケートにご協力してもらいました




アンケートの内容(約30名の支援者からのご協力をいただきました)

《1》【定着支援において、企業から利用者との面談内容や課題などの情報共有や相談などの連絡について、率直な感想



① 企業からの情報の共有はマメにあると嬉しい・・・42.9%
② 企業からの情報の共有はあれば嬉しいがマメでなくても良い・・・46.4%
③ 企業からの情報は事業所から連絡した時のみで良い・・・7.1
④ 企業からの情報共有や相談はどのように対応してよいか分からない・・・・0%
⑤ 企業からの情報共有は必要ないと感じる・・・0%
⑥ その他・・・7.1%



《2》【企業からの情報共有はどんな内容が欲しいですか?(情報が必要ない方は、「必要なし」と記載ください。)



仕事中の様子はもちろん、仕事終わり、入社後の変化。
利用者様の状況、人事など環境の変化など
通勤や業務がしっかりできているか情報共有。また些細なことでも結構ですので違和感や難しいと感じること、もしくは非常にやりやすいと感じるところがございましたら、ぜひ共有していただきたいです。
どのような人材を探しているか、アウトソーシング先を探していないか
出来ていないことだけではなく、「ここが出来ている」等、出来る部分や強みにフォーカスしてほしい
利用者が企業内でのルールやビジネスマナーを守れていない時。出来るだけ早い段階で情報共有をしてもらいたい。
対象者の行動や結果が想定内なのか想定外なのかが知りたい
理想は日々の状況だが、定着対象者が多いため、「何か変化があった時」に連絡をいただけると助かる。理想と効率の間で悩むことが多いです。
業務内容の変化があったときや本人の様子で気になることがあったとき。
就業上の様子、期待していること、困っていること



これよりもっと内容はあるのですが

長くなりすぎるのでここまでにしておきます




このような内容を研修でお伝えしたのです




研修の後日に送ってくださった感想が

このアンケートについての

反響がすごかったのです




企業さまからの感想を一部お借りたので

ご紹介します



「これまでもタイムリーに情報共有を行っていたつもりですが、
支援者さん側からは「都度都度報告なくてもいいのに・・・」など思われているのでは?
と思うこともありましたが、助かっていると思われている支援者さんが多いことが分かり、遠慮なく密にご連絡させて頂こうと思いました。」
「普段、支援者の方々はどう感じながら対応してくれているんだろう…と思っていたので、今回支援者側の考えや気持ちを伺えてとても良い機会となりました。
アンケートの回答に「良いことも悪いことも教えてほしい」というご意見が多かったので、これから遠慮せずどんどん連絡しようと思います。ありがとうございました!」


このような感想を頂きました

やはり企業側として支援機関に

遠慮していたのが分かります




以前のblogで『企業と福祉機関との連携において』

企業と福祉とのコミュニケーションが重要である

と書いたことがあります

“それは企業と福祉が違うから”だと


↓↓

企業との連携って何が大切?part.2




違う立場の人が

どう感じて、何を考えているのか?

を理解するのは難しいのです




今回は福祉側がどう思っているのかを

理解できた企業担当者の方は

「遠慮せずにもっと連絡を取ろう」

と思えたのです




今回の感想を

アンケートに協力してくれた

支援機関の人にもお伝えさせてもらいました




すると




「企業側がそのように感じていたのを知れた事は、今後の連携において
すごくやりすいですし、今お付き合いのある企業に『遠慮なく連絡を頂きたい』と直接お伝えしていきます」


こんなことをお話された方もいました




連携する相手のことを

感じていること

悩んでいること

考えていること

このような事が分かると連携(コミュニケーション)が

しやすくなるということですね




相手を知ろうと想うことからだと思います






最後まで読んでいただきありがとうございました。





障がい者雇用×チームビルディング

“障がい者雇用をきっかけに誰もが働きやすい社会を創る”


Neu

中 知也

naka@neu-osaka.com

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